映画ブログ / 映画でなけりゃ!

スコアは5点満点。あくまで私見。

欲望という名の電車

★☆ 4.7点

ブロードウェイで大成功した演劇を映画化。
すごい。圧倒的な存在感。この組み合わせは無敵。
(すべてアクターズ・スタジオのメンバーだ)
 
粗野で逞しい力が、知的で繊細な女性のブライドを粉々に打ち砕く。
繊細さなど、「生きる」のには邪魔なだけなのか?
 
このヴィヴィアン・リーが演じる女性の役柄は、黒澤の「羅生門」に出てくる女性とは対極に位置する。このガラスのような壊れやすい女性と、開き直って腹の据わったせせら笑いをする女性。どちらも同じ女性なんだということをしみじみ深く考えさせられる。
 
とにかく、マーロン・ブランドの名を世界にとどろかせた出世作。あの仲代達矢が、この映画のマーロン・ブランドに憧れて、「ステラ~!ステラ~!」って土手で叫んで歩いた、という逸話もうなずける。
欲望という名の電車 [DVD] FRT-140

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欲望という名の電車 (新潮文庫)

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