映画ブログ / 映画でなけりゃ!

スコアは5点満点。あくまで私見。

ロッキー5/最後のドラマ

★★★★☆ 4.9点

やっぱり映画はタイミングだね。つくづくそう思った。映画館で観た時は感動しなかったのに、26年の時を経て再見したら、偉く感動してしまった!!それだけ、自分が作品中のロッキーが置かれている人生の状況に近づいてきたということなんだろうか。自分でも訳がわからない。息子のジュニアがイジメっ子を叩きのめした時、涙が出た。でも、本当の感動はラストに。(映画館で見たはずなのにラストどうなるかも覚えていなかった、ハハ)。後になって思い返してみると、映画館で見た時は、最後の戦いのシチュエーションに不満だった。そういうのを観たかったわけでないって。けど、今回観た時は、よくわかった。最後はああでなければならなかったんだ!!なぜなら、真の敵は、教え子のトミーでなく、プロモーターのデュークだからだ。

最近世間を再び騒がせているイスラム戦士たちが戦っているアメリカって、アメリカというよりアメリカの中の「デューク」が体現しているもののはずだ。そういう意味では、この5では普遍性のある大きなテーマが描かれていて、世界中が共感できる内容を含んでいる。

仕事には、その仕事それぞれに、単にお金を得る為の手段という意味合い以上の、男(あえて男と言わせてもらうが)をのめりこまさせる何物かがあり、そこに自己の存在意義や人生の意義を見出して、男は、特に一流の男ほど、その情熱と時間を賭けていくものだ。女性にとっては答えが簡単なものでも、男にとってはその「何物か」は、家族と計りにかけられないほど大事なものだったりする・・・。

まあ、そんなこんなで、ロッキーは色々なものを失いながら戦うが、本当に大事なものは失うことのない「人生の真のチャンピオン」なんだと思う。

ロッキー5 (字幕版)

ロッキー5 (字幕版)